小学校教員退職後 お金に関する体験話

教員生活

こんにちは サンプです!
今回は 教員退職後の「お金」に関する体験話です。

1年前に 早期退職し だいたいどのくらいお金が入ってきたか 逆にどれくらい支払ったかわかったので 忘れないうちに これから退職する先生方のため 私の体験談を書こうと思います。

この記事は次のような人におすすめ!
・退職した教員の実体験話を聞きたい

・退職金は どれくらいある?

・年金について知りたい

・退職して どのくらいお金が必要になる?

・定年まで いくらくらい貯えがあればいいのか

この記事を読むと 退職後のお金のために何をしておいたらいいか,心の準備及びおおまかな計画を立てることができると思います。

なお お金(給料,退職金,年金等)は 時代,都道府県 自治体など 状況によって変わります。
あくまでも 私個人の体験談です。
現在(2024.5月時点)の一部の地域のものであることをご理解していただき 参考にしてください。

目次

退職して入るお金
 >退職金
 >年金
 >その他から

退職して払うお金
 >所得税
 >住民税
 >健康保険
 >年金掛け金

退職まで在任中に準備しておいたらいいこと
 >貯金
 >投資
 ・ideco
 ・NISA
 >ふるさと納税

私は 大学を出てすぐ22歳で教師になりました。
以後37年間勤め 定年の60歳になる1年前に早期退職しました。
1人暮らしで 扶養家族はいません。

退職時は特別支援学級担任をしており 管理職ではありませんでした。
その状況で退職した場合の経験をお伝えします。

退職金

googleで「小学校教員 退職金」と検索すると 全国小中学校教員の定年退職金は 約2200万円ということです。
1年早く自己都合で退職した自分も そのくらいでした。

4月の給料日に 指定した口座に振り込まれます。

年代別の詳しいことが知りたい方は 次のサイトを参考にしてみてください。

「教員の退職金はいくら?公立と私立の違いや勤務年数別で解説!」
(JobQ Town)
「【受取額公開!】教員・公務員の退職金(自己都合)はいくら?計算方法を解説!」
(教員をやめてフリーランスになった人のブログ | コギトは教員やめてみた)

年金

年金は 65歳から受け取れます。
ただし 自分で申請しないと受給されないようになっています。
自主的に 1月遅らせると 0.7% 年金額が増額されます。
1年遅らせると 8.4%増額ということになります。

金額は 毎年 誕生月に届けられる「ねんきん定期便」で 確認できます。
自分の場合 「1年間の受取見込額」は 240万円弱でした。

しかし 年金にも税金がかかります。

年金 240万円とすると(他に収入がない場合)
所得税 41,000円
住民税 92,000円 となり
手取りは 2,268,700円 です。
1か月分は 約189,000円 です。
※社会保険料は0円として 計算しています。

計算方法は 次のサイトを使いました。

「年金税金シミュレーション」
(税金・社会保障教育)

※なお 年金については 少し長くなりそうなので いずれ別記事を立ち上げます。

その他から

・「総合共済」というものに加入していたため 送られてきた封書の中にあった「退職見舞金請求書」を 送り「退職見舞金」というお金をいただきました。
170,000円くらいありました。

・教職員互助組合から「退会給付金送金の知らせ」
1,000,000円以上 ありました。

所得税

1月から3月までの所得税は すでに給料から天引きされております。
退職金にかかる税金も 差し引かれた後の金額が 口座に振り込まれます。

したがって あらためて用意する必要はありませんでした。

住民税

住民税は 1年前の収入に対してかかります。ほぼ全国的に10%のようです。

退職してもう収入がないからと言っても 前年の収入の10%なので かなりの額です。
それが 6月の初めに1年分ドカッと「住民税納税通知書」が届くので 知らないとちょっとびっくりします。先に退職した先生から このことは聞いていたので ある程度心の準備ができていました😓

自分の場合 前年に「ふるさと納税」を行っていたので 少し軽減されて40万円弱でした。
前年度の所得から考えると ふるさと納税を行っていなかったら 60万円ほどになっていたと思っています。

健康保険

退職する年の8月に ある退職説明会に参加し 恥ずかしながら健康保険について初めて気が付きました😓

自分の場合
①公立学校共済組合(任意継続組合員)※2年間 入ることができる
 掛け金はおそらく 年   五十数万円
②国民健康保険
 掛け金は     年   70万円くらい
③再就職先で健康保険に入る
の どれかにしなければいけませんでした。

①は 4月中旬までに 決めなければならず,この時点ではどこかに再就職するつもりだったので
③にしようと思っていましたが,
結局 就職先が決まらず②の国民健康保険に入ることにしました。

はじめから①にしておけばよかったのですが
就職するつもりだったので あきらめました🥲 

年金掛け金

年金の掛け金は 60歳になる前の月まで払うことになっています。
3月までは 給料から天引きされていたため 
4月からは 自分で「国民年金」で 払わなければいけません。
1年早く退職したため 4月から誕生月の前の月までの掛け金を 払いました。
1つき分 16,520円 × (誕生月の前月までの月数)
※10月生まれだったら 16,520円 × 6 = 99,120円

貯金

・退職後のことだけを言うと 自分の1年間の生活費を把握し 年金がもらえるまでに生活するだけの現金は 貯金しておいた方が よいと思います。

投資
・ideco
 しないより しておいた方がいいかなと思います

・NISA
 目的によりますが 50歳までに NISA枠一杯の1800万円まで使うと 老後だけでなく 様々な資金に役立つと思うので 個人的にはおすすめします。 

※投資について 詳しくは 別記事で触れたいと考えています。

ふるさと納税

先ほど触れたように 退職した年は 多額の住民税を支払うことになります。
そこで あらかじめ退職することがわかっている場合は その前の年に「ふるさと納税」を利用しておくと いくらか節税対策になります。

退職して入るお金
 退職金 約2200万円
 年金は 65歳から受け取れる 
 年額 手取りで約227万円
 その他
 退職見舞金 約17万円
 互助組合 退会給付金 約100万円

退職して払うお金
 所得税
 既に 徴収済み
 住民税
 前年度の所得にかかる ふるさと納税利用で 約40万円弱
 健康保険
 国民健康保険 約70万円
 年金掛け金
 誕生日の前月分まで 国民年金 1月分 16520円

退職まで在任中に準備しておいたらいいこと
 貯金
 年金を受け取るまでの 現金
 投資
 ・ideco 
  しないより した方がよい
 ・NISA
  50歳くらいまでに NISA枠一杯の1800万円使うことをおすすめ
  ふるさと納税
  退職前は やった方がよい 

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