神社仏閣シリーズ
胡子大祭(えびす講)
「胡子神社 ~広島県広島市~」
大人気の桜井識子さんが書籍やブログで紹介された神社仏閣を巡るブログを公開していますが 今回は桜井識子さんから紹介されていない神社です
第15回目は広島県「胡子神社」です
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おすすめ
縁起物 こまざらえ(熊手)
胡子大祭期間中の参拝がおおすすめです
胡子神社関連サイト
◎胡子神社ホームページhttp://ebisujinja.jp/
※参考youtube動画
◎【中継】広島三大祭りのひとつ「えびす講」始まる 「こまざらえ」求めて多くの人出
(広テレ!NEWS)
アクセス
駐車場
専用の駐車場はありません
広島市の中心部なので,近くにコインパーキングがたくさんあります
胡子大祭開催中は,夕方ころからは満車になる可能性がありますので,日中がおすすめです
夕方ころから参拝する場合は,やや離れた場所に駐車するか,公共交通機関を利用する方がよいと思います
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ご祭神
「胡子神社ホームページ」によりますと
ご祭神は
蛭子(ひるこ)神・事代主神・大江広元公(毛利家の始祖)の三柱が三位一体となったえびす神
と なっております
境内
通常の神社のように鳥居をくぐって訪れるようにはなっていません
商店街の「一店舗が神社」という雰囲気になっています
神社のすぐ近く,アーケード東側から入った写真です
中央奥にある赤い提灯の右が胡子神社です
反対のアーケード西側からの写真です
中央のしめ縄をくぐると拝殿があります
拝殿の前に賽銭箱がありますが,しめ縄の前にもこんな大きな賽銭樽が置いてあります
縁起物
「こまざらえ(熊手)」
こちらの神社の縁起物は何と言ってもこの「こまざらえ」と呼ばれている熊手です
桜井識子さんも,「熊手はどこで買っても縁起物」と言っているくらいです
胡子神社のサイトによりますと,なんでも明治34年胡子神社鎮座300年祭から売り出されたそうです
ただしこのこまざらえは入手の際,少々手順があります
①まず,神社近くにはこまざらえを販売している露店がいくつかありますので,そちらで購入します
価格は大きさによって違いがあります
こまざらえや盆灯ろう、注連縄、簡昜菓子等の製作・販売を行う「広島県露天商業協同組合」のサイトによりますと,大きさ順に
・豆(5800円)
・豆大(10000円)
・小(15000円)
・中(17000円)
・大(19000円)
となっていますが,これは予約販売の「祈祷済み」のお値段です
露店で購入する場合,見たところお店によって多少違いがあるようでした
ちなみに私が購入したお店は,豆サイズ4800円でした
※このように露店が並んでいます
②ここで古いこまざらえを新しくしたい人は,購入したお店で古い方のこまざらえを引き取ってくれますので,購入する際に渡します
すると,古い方のこまざらえについている「木札」のワイヤーを切ってくれますので,購入したこまざらえと古い木札をもって神社へ向かいます
※左が古いこまざらえ,右が新しいこまざらえ
矢印のところを切ってくれる
※私は以前うっかりして,木札と古い方のこまざらえをそのまま持ってきてしまい,お店の方があわてて追いかけてくれたということがありましたので,ご注意ください😓
③拝殿左側の「こまざらえ受付場」へ行くと,5,6人の方が座っておられるので,その1人のところへ行き,自分の名前を書き,御祈祷料を払って購入したこまざらえを渡します
ここでも御祈祷料はこまざらえの大きさによって違います(1000円~3000円らしい)
ちなみに豆サイズは1000円です
※古い木札は「こまざらえ木札返納箱」が2つほど置かれているので,その中に入れます
④参拝者が多いときはちょっとごった返しますが,今度は拝殿右側の「こまざらえ渡し場」の前で名前を呼ばれるまで待ち,御祈祷が終わったこまざらえを受け取ります
この日は,お昼でまだ人が少ないときに行きました
しかし,参拝者が多くなるとこまざらえの受付は写真の赤い矢印にズラ~~~っと並び,参拝者は青い矢印のところへ並びます
列を間違えないように注意しましょう
もう一つの縁起物
「張り子みくじ(えびす)」(500円)
「ご祭神や眷属の置物は縁起物」ということで,ここで売られていたえびす様のおみくじを購入しました
鯛を脇に抱えてニッコリされている姿は,たぶん縁起物だろうと思っています
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ご朱印
胡子神社の金文字ご朱印
5年前にいただいたものです
現在は書置きとなっているようです(500円)
写真の受付で購入します
小さな屋根のあるところが授与所です
終わりに
胡子大祭(えびす講)は広島市民から「えべっさん」と呼ばれていて,「とうかさん」とならんで広島市を代表するお祭りです
私は子どものころ,親に連れられて何度か来たことがありますが,大人になってからは5,6年前から毎年のように訪れるようになりました
その間,何十年もあったのですが,子どものころとほとんど変わっていないのが,なんとも懐かしいというか,情緒深いものがあります
いつまでも引き継いでいってほしいなと思います
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