2024.4.7 広島 VS 湘南
サッカー素人ではあるが サンフレッチェ広島ファン歴30年以上 生観戦歴25年以上のサンプが 自分の視点で見た観戦記です
- できるだけ サンフレッチェが勝利した試合は書きたいと思います
- 負けた試合は 早く忘れたいので 書きません
- 引き分けた試合は 内容によります
尚,本来であれば 選手に敬意を表し 「○○選手」というべきですが 敬称略とさせていただきます 選手のみなさん ご了承ください
試合結果 得点
広島 2 ー 0 湘南
☆得点
広島 52分 大橋(PK)
広島 96分 大橋
☆スターティングメンバー
GK 大迫
DF 塩谷 中野 佐々木
MF 新井 松本泰 川村 東 満田 加藤
FW 大橋
☆交代
新井 → 越道
川村 → 野津田
満田 → 小原
加藤 → 井上
個々の感想
個人的評価( 標準を3 5>4>3>2>1)
GK 大迫 4
湘南の枠内シュートが少なく,攻められた割には仕事が少なかったようだ。ただ,ルキアンのニアへのシュートを防いだのは見事。過去,FC東京のアダウイトンや柏の誰かだったと思うが,ニアの上へ決められたことがあった。弱点なのかと思っていたが,よく防いだ。
CB 塩谷 4
後半,カウンターからルキアンに倒され,抜かれた以外はほぼ完ぺき。序盤から湘南がとばしてきていたので,その対応で疲労していたのか?
CB 中野 3
「ルキアンとの距離が近すぎた」と監督の談話にもあったが,間合いの取り方がまずい時があった。PKにならなくてよかった。自然と荒木と比べてしまうのだが,結果ゼロで抑えたのは自信をもっていい。大学時代と比べ,町田のオセフンのような大きい選手やルキアンのようなフィジカル強くて速い選手とは,そう対戦していないだろう。結局のところ経験値だけだと思う。
CB 佐々木 4
攻守の安定感は見事。2本ほど,おしいシュートがあった。1本目などは1年に何回あるかないかの相手DF好プレイ。セットプレイで得点できるようになると大きいんだが。
DH 松本泰 4
先発に入るようになってからのパフォーマンスはすばらしい。感心したのは,東,加藤,満田,大橋らの前線の選手とワンタッチ,ツータッチプレーの連携がいいアクセントになっていること。彼一人のプレーではないが,前半30分くらい押されていたのを挽回し始めたのも,こういったプレーからだと感じた。後半,PKにつながったプレーも始まりは自陣で奪ってからのこのプレー。彼自身終始走り回っている。自分の中では影のMOM。後は得点。
DH 川村 4
最近守備の貢献がすばらしい。ミドルシュートは相変わらず,なかなか決まってくれない。枠には行っているのだが・・・ 相手に恨みでもあるのかと思うくらい,思いっきりぶち当ててる。繰り返していれば鳥栖戦の時のように,抜けていくのを待つしかないか。
WB 新井 3
悪くはないんだけどな・・・ なんか微妙にパスがずれたり,行きすぎたり,振り切られたり・・・ どうしても中野が躍動していた時と比べてしまう。一番気になったのは,塩谷や川村,満田,加藤といった近くの選手と連携がうまく行っていないように見えたことと,もう少し縦に挑戦してもいいのではないかと思った。
WB 東 4
開幕当初は,終盤疲れからか守備に戻れなくなった時があったが,試合を通して走るようになったと感じている。いいクロスや満田のシュートのこぼれをねらった惜しいシュートもあった。
OH 満田 3
開幕戦,トラップが大きくボールをうまくコントロールできていない印象を受けた。鳥栖戦,G大阪戦と徐々に本来のプレスが見られるようになり,調子は悪くないように見える。しかし,パスやシュートを相手に引っ掛けることが多く,後半にはけっこう余裕があるように見えた位置でクロスを相手にぶち当てていた。本来の活躍までにはもう少しかかりそうだ。
OH 加藤 4
2得点とも加藤から大橋へのパス。1点目は自陣からワンタッチパスをつなぎ,最後加藤が3,4人をドリブルでかわした後,大橋へ出したパスがPKになった。2点目はヒールで相手の頭を越えて自分で行こうとしたのか,大橋を狙ったのかはわからないが,結果的に大橋への絶妙なパスになった。得点できないことがクローズアップされているが,自分はあまり気にならない。これまでのチームへの貢献は見事。最後フリーでシュートを外してしまったが,かなり足にきていたのではないか。自分的には影のMOM(何人おんねん)。得点はそのうち取れると思っている。
FW 大橋 5
誰が見てもこの試合のMOM。2得点はもちろん,終盤まで守備に奔走していた。湘南に退場者が出て優位にすすめてはいたものの,なかなか追加点が奪えず,どっちに転んでもおかしくないほど嫌な感じが漂っていた。サンフレッチェに来るまで,正直こんなすごい選手だとは思わなかった。
WB 越道 4
選手交代するならまずは新井だと思っていた。それが後半早々カードを切ってきた。これが大正解。越道の特徴である縦への仕掛けが存分に生かされた。3回ほどのシュートチャンスのうち2本はトラップをミスしたり時間がかかったりして決まらなかった。ダイレクトで打ってほしかった。
DH 野津田 3
川村負傷というアクシデントで急遽出番が回ってきた。あまり印象に残ったプレイはないが,うまく試合をまとめた。今後もこのような使われ方が予想される。できれば今チームに欠けているセットプレイでの得点を期待している。
OH 小原 3
シュートチャンスがあったが,難しい態勢であり決めることができなかったようだ。けが人が多く今後出場機会が増えることだろう。チャンスをものにしてほしい。
FW 井上 採点ナシ
さっそくのJリーグデビューおめでとう。彼には悪いが,この交代は追加点を期待したものではなく,2-0になったことで最後の時間稼ぎのように見えた。短い時間ではあったが,今後の活躍が見てみたい選手だ。
全体の感想
終わってみれば結果は2-0。場合によっては1-0,5-0になっていたかもしれないし,逆に1-1もしくは1-2になっても不思議はない感じはあった。よく勝ち切った。
やっぱり湘南戦は苦戦した。なによりよく走る。大橋がよく走れるのはこのチームで育ったからなのだろう。湘南の選手は最初からとばしていて,ばてるのも早かった。それを次々と交代カードでもたせていた。最後DFの一人は足がつりかかっていたようで,プレイが止まったちょっとしたすきにアキレス腱をのばしながらがんばっていた。
相手10人になったけど,案の定一人少ないなんて関係ないような試合展開。湘南というチームはペナルティーエリアまで細かくパスをつないでシュートするというより,セットプレイやミドルシュートで得点する印象があり,けっこう冷や冷やしたが,湘南はゴール近くまで運ぶのがやっと。結局枠内シュートはほとんど見られなかった。ルキアンの対応に苦労したようだが,福岡ではあまり活躍したイメージがなく,よく調べたらJ2で得点王になってたんだ。フィジカルが強くスピードがあったにせよ,得点されなかったのであまり脅威とは感じなかった。
前半の満田のシュート,こぼれをねらった東のシュート,極めつけは佐々木のヘディングシュート。「これが入らんのかい」が多すぎ。と思っていたら,後半開始早々PK。だいたいいつもPKの判定が出ると決まったように抗議が始まる。だがこの日はほとんど文句言っていない。完ぺきにキーパーは大橋に抱っこしてんだもん。素人が見てもPK。
2点目がなかなか奪えず相手の粘りにも少し冷や冷やしながらも,終了間際やっと2点目が決まった。VARの判定を待つ間,スキッベ監督がめずらしく手を広げて何か大声で選手たちに叫んでいた。このとき一旦オフサイドの判定が出ていたため,選手はセットプレイに備えてポジションをとっていた。「気を抜くな」「早くポジションをとれ」とかなんとか言っているように見えた。たしかに終了間際のセットプレイ。このときはまだ1-0,気の抜けない状況ではある。もしそういった内容なら,いい声掛けだと思った。だが選手たちは言葉がわからないのかポーッとしていた。(^^)
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