特別支援学級担任のための「カブトムシ育て方日記」#1

お楽しみ

教室で 子どもとカブトムシを育てたことがあります。

授業で 取り扱うこともありました。

そこで今回「カブトムシの飼育」をブログの記事にすることにしました。

子どもたちとカブトムシを飼育したことはありますが あまり記録が残っていません。

記事を書くにあたり まずはサンプが自分で飼育した実践を残していきたいと思います。

幼虫を入手から 羽化 → 卵を産卵 → 成虫 まで 約1年間の記録を始めます。

幼虫の入手

おすすめは 4月まで

もし可能ならば 山に入って採集したいところだが,最近なかなか手に入りにくくなった。

一番手っ取り早い方法 お店で購入することにした。

4月末 ジュンテンドーというホームセンターで 幼虫を3匹購入した。(1匹 ¥180×3 税込み¥594)

その翌日 同じホームセンターの別の店舗で また3匹購入。合計6匹 購入。

最初から6匹購入するつもりだったが なぜ そんなめんどうなことをしたかというと,初めの店では元気そうな個体が6匹そろわなかったのと,万が一ではあるが 同じ親から生まれているかもしれない可能性を避けるためである。

幼虫(3令幼虫)の入手は できれば4月ころまでに済ませたい。

その理由は

  1. 4月以降は あまりエサ(マット)をあまり食べなくなる
  2. 大きくならない
  3. 少しずつ サナギになる準備を始める
  4. 店で 販売しているものは だんだん弱っていく

からである。

もちろん 4月以降からでも 3令幼虫の状態で元気であるならば飼育可能であるが,サナギになる前に飼い始めるために 遅くとも6月中旬くらいまでに入手した方がよいと思う。

数年前のことであるが あるディスカウントショップで 在庫処分で1匹¥50で買ったことがある。

2年前は アミーゴというペットショップで 在庫処分で¥150くらいで買った。

安いのは 確かに魅力である。😏

このホームセンターでも 数日後 在庫処分で安くなっていたが 在庫処分は価格は安いが 幼虫がかなり弱っていたり 病気になっていたりして 状態がよくないので,気を付けたい。

写真のような狭い容器の中で 何日間も置かれているので無理もないが・・・

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ペットボトル(飼育容器)へ 移し替え

2回目に購入した日,全ての幼虫を ペットボトルを利用した手作り飼育容器に 1匹ずつ移し替えた。

①ペットボトル底部5~10cmくらいに土を入れて固める

2Lペットボトル上部を切り抜いた容器
上から見たところ

夏になると 幼虫はサナギの部屋を作るため 底5~10cm程度土を入れ,げんこつでも何でもいいので固めておく。土はカブトムシマットでなく 園芸用土でも畑の土でもいい。

昨年も飼育していたので 容器や土はその残りを使った。(写真)

飼育容器は 虫かご(水槽)でも構わないが 子どもたちと活動するときは 基本的にリサイクルできるものは リサイクルして使っていた。

もしくは 教員がよく利用するダイソー,セリアなどの100円ショップ。😄

ペットボトルを使う理由はもう一つ

カブトムシは 時々端っこ(硬い場所)を好むのか ペットボトルの側にサナギ部屋を作ることがある。

サナギになった状態を観察しやすく そういう意味でもペットボトル飼育はいい。

ペットボトル容器の作り方は簡単。

1⃣2Lペットボトルの上部 カーブしている部分の下をぐるりと切る。
2⃣1周全部切らないで 1辺を切り残しておくと パクパク蓋代わりになって便利
3⃣キャップは外しておくか 少しゆるめておく。
※キャップを閉めていても 切り口から空気が入るので カブトムシは大丈夫みたい。
※春までは 切り口を軽くビニルテープで止めておく程度でいいが,夏は成虫になって出ていくので,切り口はテープでしっかり止めておく。

②ペットボトル上部までカブトムシマットを入れる

ペットボトル切れ目近くまでほぼ一杯 今度はただの土ではなくカブトムシマットを入れ,軽く押さえる。

③買ってきたパックの土を全部入れ その上に幼虫を置く

カブトムシマットを入れたその上に 購入した容器の中に入っていた土をそのまま入れる。

幼虫にとって 突然環境が大きく変わらない方がいいからである。

できれば中の糞を除いて入れるといいが めんどうなのでそのまま入れた。😅

その上に幼虫を置くと 自分で中に潜っていった。

④蓋をし 直射日光 雨の当たらないところへ置く

①で 書いたように このまましばらくすると成虫になり 外へ出て行ってしまうので ペットボトルの切り口は しっかりテープでくっつけておく。

カブトムシの力は 想像以上に強く 子どものころからカブトムシの飼育をしている自分でさえ 時々驚かされる。

実は 昨年も同じように飼育していたのだが ペットボトルの切り口のふさぎ方があまく 逃げ出されていた。

だから今年は念には念を入れ テープ(ダイソー荷造りテープ)でしっかりふさぎ,ペットボトルを入れた段ボール箱ごとすっぽり洗濯ネット(これもダイソー)に入れておいた。😏

※段ボール箱は ミネラルウォーター2L 6本入りを買ったときのものだが 入ればなんでもいい。

これくらいやっておくと 少々の直射日光や雨は大丈夫だが 一応安全なところに置いておくことにした。(段ボール箱が日よけ,断熱,ペットボトルが雨除け)

経験上 カブトムシが成虫になるのはおそらく7月。

それまでは 基本的に放置しようと思う。

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